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サンゴミネラル研究者

サンゴミネラル研究者
2018.08.03

オフィスHALD食品機能研究所主宰
新潟薬科大学名誉教授
長春中医薬大学客員教授
新潟未病食養研究会代表
薬学博士

1966年東京薬科大学卒、1968年同大学院修士課程修了後、同大学薬品物理化学研究室助手として教育、研究活動を開始、放射性および安定同位体トレーサー法による薬物代謝研究を進め、1975年、脂溶性ビタミンK2(20)の動物体内動態、ミトコンドリアへの作用の研究で薬学博士の学位を取得した。同年9月からカリフォルニア大学バークレー校に博士研究員としてL Pcker教授の研究室に留学、生体膜エネルギー論の研究を開始、ハロバクテリアの紫膜に存在する光プロトンポンプ蛋白の作動機構を蛋白化学的手法により解析する研究を行った。1976年から同大学ローレンスバークレー研究所の環境エネルギー部門の生化学研究員としてバクテリオロドプシンの光エネルギー変換の研究に従事。1978年、新潟薬科大学薬学部放射薬品科学研究室助教授に就任、ハロバクテリアの高塩濃度環境への分子適応の研究を開始、細胞膜にあるNa/H-交換輸送蛋白の環境適応における役割を明らかにした。同時にハロバクテリアの紫外線耐性と膜カロチノイドの関係について生体ラジカル損傷と防護の観点から研究を進めた。1999年新潟薬科大学応用生命科学部発足と同時に食品機能・食品分析科学研究室を開設、食品機能モデルとして漢方、中薬処方を取り上げ、酸化ストレス、生体ラジカル損傷防御という観点から食品素材、食品機能分子の疾病防御機能についての研究を開始。チャガの低分子フェノールの抗酸化、抗炎症作用、抗がん、脳機能改善作用などの研究、漢方処方および単離機能因子シサンドリンBの脳酸化ストレス防御、漢方生薬の抗酸化成分の脳機能改善、脳老化防御作用、シサンドリンBのDNA 損傷チェックポイント機能阻害作用、血糖値抑制機能成分評価などの研究を進め、機能性食品開発のための食品機能の基本的な考え方として食養・食療機能分類を提唱、現代医療の場でガンなどの治療に補完的な役割を果たす食療機能食品開発の重要性を提唱している。2009年にNUPALS産官学連携研究推進センターを開設、初代センター長、特任教授として機能性食品研究開発のための産官学連携の推進とコーディネートを担当した。

160編以上の原著、総説などを学術雑誌発表しており、数多くの学術雑誌の論文審査委員、Medicines, Molecular Nutrition and Food やPharmacological Research, Chemotherapy, Evidence-based Complementary Alternate Medicineなどの国際学術誌の編集委員、ソウル大学がん研究所海外アドバイザー、日本ポリフェノール研究会、日本food factor学会など国内学術組織の評議員、理事などの他、カリフォルニアオキシジェンクラブ(OCC)、オレゴン大学ライナースポーリング研究所カンファレンス等のアドバイザー委員、世界中医学会連合会中薬委員会常務理事、国内外(インド、香港など)の博士論文学外審査委員, 香港科学アカデミー、オーストリア科学振興財団などの研究費助成審査委員など国外の学会、大学、研究財団に関わる仕事も歴任。その他新潟国際賞財団理事、新潟産業創造機構産学官連携推進委員、日本科学技術振興協会(JST)研究評価員、新潟食品科学・バイオフォーラム、新潟食品バイオ研究推進機構代表など社会的活動にも関わり、2010年からは新潟薬科大学産官学連携推進センター長として産学官連携研究を推進した。大学在職中には文科省学術研究大型プロジェクトとして学術フロンティア推進事業、次世代型機能性食品開発基盤形成事業の二つの研究助成プロジェクトを獲得し、代表研究者として大学の研究体制の確立、研究推進力として貢献した。1999年から食と健康に関する新潟国際シンポジウム(INSDH)を立ち上げ、第5回まで大会長を務めた。2015-16年には中国長春中医薬大(中国)と新潟薬科大学(日本)の連携研究を推進するために特任教授として赴任、国際共同研究推進センターの設立に尽力した.
2016年からはオフィスHALD食品機能研究所を主宰し、機能性素材の発掘と未病ケア食品への応用について大学、企業と共同研究、同時に、新潟未病食養研究会を設立して機能性食品開発の支援、健康寿命延伸プログラムの実践等の活動を行っている。


左:小西徹也先生/右:沖縄サンゴ株式会社代表 北村惠子
9名のサンゴミネラル研究者

〈お問い合わせ〉
沖縄サンゴ株式会社
TEL:0980-56-2427